常念岳
登山口には山岳指導所があり、さすが百名山の名峰。憧れは分かるけれども、日帰りは無謀と言う声にもひるまず挑戦です。歩き始めて程なくトチの木の大木の下に山の神が祀られていた。安全祈願をして通らせていただく。
支流の丸太の橋をわたると最初の水場の王滝。 さらに小さな沼地を過ぎると常念乗越までのほぼ中間点の烏帽
子沢。
一番苦しい胸突き八丁の手前の沢には雪渓が残っている。アイゼンをつけるほどではない。雪の上はひんやりと気持ちがいい。
雪渓が終わるといよいよ胸突き八丁。花も多くなる。 今シーズン初めてのハ
クサンチドリ。
たくさんの花たちを見ながら最後の水場を過ぎ、沢を右岸に渡ると針葉樹林帯の中のベンチを第一、第二、第三と通り過ぎ、ひと登りで乗越にたどりつく。目の前に 見えるはずの槍は雲の中。帰りまでに顔を出してくれるだろうか。それより、ものすごい風。かいた汗で体温が奪われていくのがわかる。慌てて長袖を着てその上に雨具の上着を着る。手も寒さにしびれてくる。一休みして山頂へ。
山頂までは岩場を風にあおられ、体が右に左にと傾き、なかなか進まない。振り返ると小屋と横通岳が見える。 途中、ハイマツの中から雷鳥が出てきていた。近づいてアップで撮りたいとと欲張っているうちにハイマツの中に
隠れてしまった。
南岳から続く大キレット、長谷川ピーク。ここを歩きたいと言った人がいるけれど。。。私は歩けるだろうか???
怖そう。
予定より時間がかかって山頂到着。先週の硫黄岳に比べたらとても狭い岩場の山頂。風を避けて昼食。
去年登った屏風の耳と涸沢にもまだ雪が残っている。 (奥穂高岳は雲の
中)
いつまでも眺めていたい景色。だけど、いっこうに雲が取れそうにない。想いを山頂に残して下山。槍ヶ岳を気にしながら途中まで降りてくると、一瞬雲が切れた。迷わずパチリ。
同じ道を下るのは長く感じる。疲れてもいるから余計に長く思える。ほとんど休みなしの下り。これは今後の反省材料。
青い空に天を突き刺す槍でなかったのは残念だけれど、長丁場をみんな頑張った。無事下山でき登頂リストに百名山常念岳の文字が追加された。本当にお疲れ様でした。
コースタイム
登山口6:00-烏帽子沢7:15-笠原出合7:45-雪渓8:40-第三ベンチ9:15-乗越9:30(9:55)-山頂11:15(12:00)-乗越12:50(13:00)-胸突八丁13:55-烏帽子沢ー14:45-登山口16:00
たくさんの花たちにもありがとう。
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コメント
テレマルカーさん、休日出勤だったんですか残念でしたね。登りは楽しみがあるから頑張れますけど、下りは本当に厭きちゃいました。でも、槍も見えたし、雷鳥さんにも会えたからよしとしましょう。
投稿: アンディかあさん | 2008年7月29日 (火) 00時08分
ユージンさん、中高年には日帰りはキツイです。やっぱり蝶も入れて泊まりがベストですよね。苦労してさっさと下ったんではもったいない!テント泊できる人は羨ましいです。
投稿: アンディかあさん | 2008年7月29日 (火) 00時02分
私も一緒に行きたかったのですが、めずらしく休日勤務となってしまい残念でした。
雲のかかり方が微妙な感じですね。
雷鳥くんを写真におさめられなかった状況も目に浮かびます。ハイマツの中に隠れちゃうんですよね~。
今シーズン中に行っておきたい山です。
投稿: テレマルカー | 2008年7月28日 (月) 12時35分
常念を日帰り、結構キツイですね。 アンディかあさんの
グループの方々は健脚な方ばかりのようですね。
私も昨年の10月、思いがけず雪にも遭遇し、往復で9時間
かかりました。
ここもお花がいっぱいですね。
お花の時期に行きたい山がありすぎて、からだが足りません。
今度、常念に行くときは、三股~常念~蝶ケ岳(テン泊)、
蝶ケ岳~三股を考えているんですが、1日目が長くて悩んでいます。
投稿: ユージン | 2008年7月22日 (火) 21時44分